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■眼前の悪夢
GM : さて、扉を開けますと……短い通路と、その奥に広い岩のドームが視界に入ります。
フェイフェアンシア : えと、暗くないの?
ジェーン : 明かり用意してないしナ・・・(笑)。
GM : 明るいです。ライトの魔法が掛かっているらしいです。
アリア : とゆコトは、敵に魔術師が居るってコトか…。
レイ : 魔獣創造の実験をしてたぐらいですしね。
ジェーン : 取りあえずドームの中に・・・。
カルセア : 問題ないなら。こそこそっと、回りに注意しながら…ドームの方へ。
レイ : 洞窟、と言うよりも、ほとんどドームの広間、といった感じですかね。
フェイフェアンシア : ドームのあたり、なにかいそー? もしくは、ありそ?
ガルフォード : 何かあったりおったりするんかな?
GM : で、その岩のドームの奥まったところに白い貫頭衣を着せられた妊婦さんらしき女性が2人、壁に鎖で繋がれているのが見えます。
アリア : ………うわ…(汗)。
レイ : ……駆け寄りたくなる衝動を、なんとか自制します
ジェーン : 妊婦・・・うわ・・・とってもイヤな予感が。
フェイフェアンシア : ……………………同じく。
ガルフォード : ええ加減にせぇよ・・・。
GM : 皆さんが、岩のドームに入りきるとまず目に入ったのは壁に大々的に描かれた何処かの神様のものと思われる黒い聖印……そして、その下でたたずむ男が一人。
ガルフォード : どんなやつ?
GM : それなりに品があって威厳のありそうな顔立ちの男……ですね。
アリア : 例の、こそこそ暗躍してたって風貌の奴か…。
ジェーン : 前に見た四人の中の一人ではないワケだ。
カルセア : 一応。その聖印。知ってるかな?
レイ : …何の、聖印、ですか?
GM : カーディス。
カルセア : …………(汗)。
レイ : …でしょうね。ファラリスならば、こんな事まではあまりしないですし。
ジェーン : いや、ファラリスも結構両極端だからわからないゾ・・・。
レイ : ええ、ですから、あまり。暗黒神の信者を弁護するつもりも毛頭ないですけど、それでもファラリスの中には心情の分からないでもない人はいます、やり方が間違っているだけで。でも、カーディスの信者は、徹頭徹尾邪悪ですから。
フェイフェアンシア : 気付かれてるのかな?
男 : これはこれは、冒険者の諸君。
フェイフェアンシア : ……(見回して)……ひとりだけ? 随分、自信家なんだなあ……。
カルセア : 妊婦さんのお腹の中に、化け物が…とか?
フェイフェアンシア : ジェーンも、それ、考えてたと、思うよ?
GM : 一人だけです。
男 : (ダガーを妊婦に突きつけながら) おっと、これ以上此方に近づかない方が賢明だと思わないかね、ん?
アリア : ……ちっ…予想通りとはいえ、そうきたか……。
フェイフェアンシア : で、あなた、何しようってゆうの? 妊婦さん、盾にして、逃げるの?
レイ : ……この人の言う通り、見逃す、あるいは、抵抗をしなかったとして、僕達がいなければ、どの道必要なければあの妊婦さん達を平気な顔をして殺すでしょうね……わかっては、いるんですが(ぼそっと)。
男 : (ジェーン・ガル・フェイを見て) おや、君達は以前私の邪魔をした冒険者たちだね?
フェイフェアンシア : ……………………炎晶石、投げた男?(あ、拙……怒り再燃してきた……)
ガルフォード : あん時のやつかい。
男 : もっとも、仕事のときは顔を変えるから……同じ人物とは思わなかっただろうがね?(顔を一撫ですると、そこには風采の上がらない、平凡そうな男の顔が……)
ジェーン : 覚えて居て貰っても嬉かないがネ。
男 : ははは。それは私も同じだよ……この、クソ忌々しい冒険者共め!
ジェーン : おー。本性が出たトコロで。で、どーする気だい? この国でのあンたのパトロンもそろそろ終わりみたいだヨ。
男 : ははは。ならば、この研究の成果を持って立ち去るまでだ。お前達を血祭りにあげてなぁ?
フェイフェアンシア : (レイとアリアと、カルセアに教えて)あなたの顔なんて、どーでもよい。子供たち焼き殺した相手だってわかれば、よい。
カルセア : (フェイに説明されて納得)……にしても…な。お腹に何を抱えてるとしても、殺されてたとわかってるとしても、人質とられちゃ手出しできないぞ?
フェイフェアンシア : いやな予感通りなら、あるいは、も……手遅れかもだよ?
アリア : ……こいつが、あの時子供達を…っ! 仇は取らせて貰うよっ!(きっ、と男を睨み)
ジェーン : (ああ、こいつを逃してまた何人もの被害者が出るのと、この妊婦さんの命を比べて居る自分がとってもイヤだ・・・。)
アリア : …………私も比べてる……嫌だけどさ…。
男 : ところで、異なる動物の合成が上手くいかないのはなぜかと思うかね?
ジェーン : (免疫抗体云々って言っても良いの?(笑))
カルセア : 男は説明に夢中になってる感じ、します?
GM : 説明しながら、冷静に見下しているという感じです。
カルセア : ちっ。…了解。
男 : それは、生物が持つ固有の意識が干渉していると思うのだよ。
レイ : ……異なる動物同士の意識、自我が拮抗して、破綻するから? …それで、自我のない胎児を道具にすれば、問題が解決する…そんな所では?(不快そうに)
ガルフォード : ほんま、虫唾が走るわ。
男 : まぁ、半分当たりだな。では、直接手の届かない胎児にどうやって合成する?
レイ : ……胎児に手が下せないのであれば、胎児を抱えた親に手を加えれば…とかですか、どうせ?(あからさまに不快そうに)
アリア : ……ヒトの命を何だと思ってるんだ、まったく…(怒)。
男 : 答えは、簡単だ。我が偉大なるカーディス様のお力を借りて、魔界への門を直接開けば良い。そして、魔界の生物を胎児に憑依させれば良いのだよ!
フェイフェアンシア : 全っ然、わっかんない(むかむか)。能書き、終わり?
ジェーン : 憑依と合成は違うと思うンだが・・・ってか・・・その女性達もすでに、か・・・。
フェイフェアンシア : 妊婦さんの様子に変化は? 憑依前、かな。
GM : 男は、妊婦の一人の貫頭衣をダガーで一息に切り裂き……カーディスを称える祝詞を高らかに唱えだした!
ジェーン : 動くか!?
GM : 男が祝詞を唱えだしてから、身体をビクビクと痙攣させています。
ガルフォード : 今やったらまだ間に合うんちゃうん?
レイ : …! …ファリス神よ、醜悪なる彼の魂に、御神の裁きを!(シャムシールを引き抜く)
ジェーン : 思兼! 忌まわしき知識を闇に封じてラーダ神の裁きを与えん!(同じく大剣抜き)
フェイフェアンシア : ちょ……っ……! 門だかなんだか、開かせないようにしないと!
アリア : ちッ! 御前の好きにはさせないっ!
ガルフォード : 往生せぇやっ(フラン抜き放ち)。
カルセア : アリア、サイレンスは? 祝詞をとめれば、どうにかならないか?
GM : そして……厚い布を無理やり引き裂くような音……妊婦の身体を引き裂きながら黒と、黄色に彩られた異形のものが姿を現す……。
ジェーン : やはり遅かったナ・・・もう容赦しないゾ・・・。
レイ : 間に合わなかったなら!せめて、この邪悪を葬り去る!
GM : 同じように、もう一人の妊婦の腹を引き裂きながらぬめりに覆われた黒い異形のものが現れる……
フェイフェアンシア : 2人とも……? 男は、どうしてる?
GM : 高笑い…をしようとしてますが、ちょっと予想外という感じですね。
フェイフェアンシア : ……ふん。異形の者に、引き裂かれるんじゃない?
男 : おかしい……予想と違うな……。
ジェーン : 何を呼び出すつもりだったンだか・・・。
アリア : 予想ってなんだよっ。こんなコト、そんな、思い通りにいくハズなんてそもそも無いだろっ!
レイ : もう一つ、予想を裏切る…僕達ではなく、神の裁きを受け、あなたが終わるんだ。
カルセア : 妊婦さんは矢張り、即死?
GM : 即死です。ほぼ身体を縦に二つに引き裂かれていますので……。
カルセア : …了解。…あ〜……。結局、誰も助けられなかったな…。
アリア : ……ごめ…魔法使うのが遅かった…(滅)。
カルセア : ああ、ごめん。仕方ないって…。取りあえず、打ちのめすのを考えよ。
アリア : ……ん、そだね…。
男 : ふん、高位魔神を降ろす予定だったのだが。まぁ、貴様らを葬るのにはこの程度で十分か。
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